埼玉県本川越 保護猫カフェ「ねこかつ」潜入レポート!
こんにちは!
少々更新が滞ってしまいました…
お元気ですか?
先日、久しぶりにシーちゃんと出会った場所である保護猫カフェへ行って参りましたので、今日はそのことについてレポートして行きたいと思います。
最後までお付き合いいただけましたら幸いです!
保護猫カフェねこかつとはどんなところ?
今回レポートするのは埼玉県川越市にある保護猫カフェ”ねこかつ”さんです
川越駅から徒歩10分、本川越駅から徒歩3分ほどのクレアモールという商店街にあります。
1階は居酒屋さんで2階には旅行会社、ねこかつさんはこの旅行会社の上にございます。
入口はこのようになっており、ここまで来ても中の様子がわからないので少々入りづらい感じは否めないです。
ちなみにこちらの保護猫カフェは毛皮着衣での入店を禁止しております。
さあ勇気を出してドアを開けてみましょう。
すると、
猫さん独特の匂い(この臭いはおそらく尿臭でしょうか)が鼻をつき、「あ、この先には猫さんたちがいるんだな」という気持ちになります。
階段を上がり中へ入っていき靴を脱ぎ、さらなる扉の向こう側には猫さんの姿がすでに見え隠れしています(猫との触れ合いに飢えていた頃はこの時に既に興奮しまくりでした…)
スタッフの方が優しく出迎えて下さり、まず両手に消毒スプレーをしてもらいます。
そこで入店は初めてですか?と聞かれます。
私は既にこちらで里親として猫を受け入れているので「里親です」と答えます。
里親さんになりますとご家族の方もこちらでは1時間100円にて入店できます。
(他の猫の匂いをつけて帰るとシーちゃんに浮気を疑われるので最近は殆ど行かなくなりましたが)
料金はこんな感じです↓
(下記サイトより引用させていただいております)
● 時間制の後払い1ドリンク付き。
※18歳以下の方は、下記料金より半額となります。(全日)
30分 | ¥600 |
1時間 | ¥1,000 |
以降 30分ごとに | +¥400 |
● 【平日限定】以下のいずれかに該当する方は半額となります。
・65歳以上の方
・障がい者の方&ご同伴の方(1名様まで)
・野良猫の餌やりさん(野良猫は全頭不妊・去勢手術済みに限ります。)
お店に入ると早速美しいニャンコさんが登場!
スタッフの方の代わりにレジで店番してますね〜
とっても人思いの優しい猫さんという印象ですね。
なでなですると大変愛想が良くニッコリ?微笑んでくれました
まずスタッフのお姉さんに消毒スプレーをしてもらい
店内の様子
店内はこんな感じとなっております。
猫さんがたくさんいらっしゃいますね
木目調のインテリアで広々としたスペースにはいくつものキャットタワーがそびえ立っているので猫さんがそれぞれ寛げるスペースを各自で確保しやすい環境のように思えます。
こちらには在籍している猫さんたちの写真と名前が出ておりますが、全員分ではないようです。
写真の下にある猫さん専用の出入口があります。
この先は猫さん達のおトイレ、お食事スペースとなっております。
休憩所といったところでしょうか。
去年と比べると、寄付や支援をしてくださる方のご協力もあってか店内はかなりキレイに整備され猫目線で考えて作られた猫がなるべくストレスを感じないような環境づくりがされておりました。
↓このように、キャットタワーのトップで眠っている猫達は古株さんが多いようで先輩専用となっているようでした。
若手の猫や新入り猫はこのトップで眠ることは許されないようです。
この位置は人間の手の届かないところなのでお顔を確認することが難しいです。
一度でいいから降りて顔を見せておくれと言いたくなってしまいます。
また、スタッフの方々が常日頃からお掃除をしており店内は大変清潔感があります。隅々までお掃除が行き届いているのでキャットタワーもピカピカですね。
どんな猫がいるの?
猫達は皆それぞれ様々な事情があってここにおります。
小さな仔猫もいれば足腰の弱った老猫もいます。
こんなふうにちょっと撫でただけでうっとりした表情を見せてくれる子もいれば、目があっただけですぐに逃げてしまう子もいます。
私はこの日、それまで出会ったことのない姿の猫さんがいらっしゃいました。
↓の子は下半身が麻痺?してしまっており前足だけで頑張って移動し生きている子もいましたが、この子は何か人間に対し恐怖心があるのか人との触れ合いから逃れるように私から離れていってしまいました。
写真には撮れませんでしたが下半身がない子もいて、目があっただけですぐに走り去ってしまいました。
前足を一生懸命動かして走るのを見て追いかけよう!だなんてとても思えません。
走らせてしまってごめんね、そんな気持ちになるばかりでした。
しかしその猫は他のある特定のお客さんだけには心を開いているのかべったりと懐いている姿を見かけました。
”この人は本当に優しい人なのか?近づいても大丈夫か?”と一人一人しっかりと見極める洞察力の優れた猫さんという印象を受けました。
私自身がそのような子に信頼してもらうにはどれくらい時間がかかるのか、全くわかりません。
障害のある猫さんとの近づき方や付き合い方、このことについてはまた別の機会で書いてみたいと思います。
↑やはり保護された猫の中には小さいうちにお母さんとはぐれてしまった子も多くいて、この子は少し撫でただけで何かがスイッチが入ったかのように自分の肉球を必死で吸い始めてしまいました。
その姿はそれはそれはとても可愛いのですが、それと同時になんとも言えない悲しい気持ちにもなりました。
こちらはいつでも満員御礼のホットカーペットスペース
このスペースには仔猫から成猫まで多くの猫がぐっすりと眠っているので、猫同士の上下関係はあまり感じられずここにいるとホッとします。
猫同士の殺伐とした空気は少々辛いものがありますしね。
里親希望するには?
もしここに来て運命を感じた猫さんがいたならまずはスタッフの方に”あの子の里親希望をしようか考えているのですが”と声をかけてみます。
すると、既に里親が決定していないかどうかチェックしまだ誰もいなければその後店長さんから連絡が入ります。
双方問題がなければお試し期間のトライアル日時を決めます。
トライアル期間を経て何も問題がなければ譲渡契約となります。
譲渡には一定の費用がかかり、その中には避妊去勢手術とマイクロチップ埋め込み費用も含まれます。
壁一面に広がる素晴らしいキャットウォークスペース。
お昼寝時間だったためか使用している猫さんはあまりいませんでした。
帰る前、スタッフの方には、家に受け入れた保護猫シーラの状況を報告し家で元気にしているシーちゃんの写真を数枚差し上げました。
保護猫カフェの方々もそうすることで安心して頂けます。
感想
かつてシーちゃんを家に受け入れる前はただただ猫と触れ合いたいがために訪れていた保護猫カフェでしたが、今では保護猫カフェを訪れると楽しい反面複雑な気持ちになってしまいます。
なぜなら、
この猫たち今幸せなのか、今後幸せな生活が送れるのだろうか。
そんなことを考えてしまうからです。
だからと言って他の猫を家に受け入れてしまっては既に家で暮らしているシーちゃんはどんな気持ちになるでしょう。また、先住猫に気まずい思いをしながらそこで暮らさなければいけなくなった新入り猫はどんな思いをするでしょうか…。
この子を家に連れて帰りたい、そんな衝動に走らないよう私は保護猫カフェで他の猫達との時間を満喫し、私は帰宅後、速やかに衣類を着替え本命の愛猫シーラの元へ帰っていくのでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
"他猫との浮気はゼッタイ許さナイ!"